取締地点データベース
MISFORTUNE STRIKES BACK in JAPAN




INVESTIGATION-wathdogs on the road-長距離屋的ラボ
はじめに  長距離屋的ラボにおける全ペイジはウェブマスタのライフワークからの副産物である。

 取締地点デイタベイスは主にスピード違反の取締地点をデータベース化したものであり、ウェブマスタの弱い頭脳の補
助を目的とした外部記憶装置的な役割を担うものである。従って、正確性に欠けることもありますが、温かく見守って戴
ければ幸いです。


データベースの見方
項目 記事の例 説明 補足
路線 道央道R39r9
r1034広域農道
路線番号及び路線名
方向 《上り》《下り》《網走方
面》
注意する進行方向 ある程度の目安と御考え下さい。
場所 網走市台町 大まかな所在地
方法
LHシステムループコイ
・NHシステム
無人での取締り
Hシステムの他、数種。所謂、オービスのことです(※オービ
スの由来については検索してみて下さい)。
光電管式移動式オー
ビス・パトカー・覆面
有人による取締り
パトカー・白バイ・他。有人に依る取締をまとめて表記してい
ます。
Nシステム
国民移動監視システム
(車両ナンバー照会システム)
通過車両のナンバを撮影し、デイタを警察のコンピュータに送
って管理するシステム。全通過車両を撮影しています。
Tシステム
旅行時間計測システム
特定のポイントに設置されてあり、通過車両の区間内の通過
時間の平均から、所要時間(旅行時間)を表示するシステ
ム。ランダムで通過車両を撮影しています。
積載重量監視システム
過積載自動監視システム
路面下に埋設されている軸重計により、瞬時に積載重量を
測定し、違反車両を撮影するシステム。
新方法
新型オービス
無人・有人問わずに容易に設置
が可能な新しい移動式オービス
最近(?)出回りつつある新型のオービス(中型=iM・小型=
iS)。容易に設置箇所を変更出来るので機動力に優れてい
る上、従来のレーダー式の他にレーザー式があり、探知器も
レーザー式対応のものでなければ反応しません。
備考 37kmポスト 具体的な場所
出来る限り詳しく表記することを心掛けています。


旧方法

LHシステム


 新型のループコイル式。Hシステムをレイダ式からル
ープコイル式に変更した最新のオービス。


 レイダ式のHシステムは視認性が良かった(※白い
大きな正方形のレーダアンテナの左右にテレビカメラ
とストロボが付いている)が、LHシステムには所謂、は
んぺん型レイダが付いていないので視認性が悪く判
断し辛いので要注意です。


 又、レイダ式にしてもループコイル式にしても、Hシス
テムの設置場所の手前には必ず、警告板が設置さ
れている(※高速走行抑止システムと謳って、増設
している為)ので、見落とさないことが肝要です。写真
で確認出来ると思いますが、1車線に箱が2個ずつあ
り(※左;ストロボ/右;カメラ)、違反車両を確認すると
上部の赤色灯が回転します。


 尚、計測方法は従来のループコイル式(※詳しくは
下記のループコイル式を参照)と同じで、手前に埋設
されている3本のループコイル式速度センサによっ
て、通過車両の速度を測定し、違反車両を撮影しま
す。


 一見するとNシステムとそっくりで判断し兼ねます
が、コントロールボックス上に赤色灯(パトランプ)が
設置されているのがLHシステムと判断して良いと思
われます。
wanted NHシステム
 2つの連続したNシステムの下を通過した時間差で
速度を算出し、違反車両を特定する方式です。Nシ
ステムを利用することで当然、全通過車両を撮影し
ていますから強力です。
Hシステム


 従来型のレイダ式の進化型で方式は同じである
が、その稼働率は比べ物にならない。従来型は違反
車両の撮影にフィルム(36枚撮り)を使用していまし
たが、新型であるHシステムはCCDカメラを使用して
いて、違反車両を撮影した画像は高速デジタル回線
で警察署内の中央装置に転送されています。


 又、レイダ波の周波数は従来型と同じなので、レイ
ダ探知機が有効ではありますが、従来型とは異なり
断続的(※赤外線ストロボ以外に赤外線センサが付
いていて、通過車両の位置を確認してから、初めてレ
イダ波を短時間だけ)にレイダ波を投射しているの
で、古い探知機では反応しない恐れがありますので
過信は禁物です。因って、購入するなら、「ステルス
対応」や「Hシステム対応」と謳った商品が良いと思
われます。

ループコイル式


 文字通り、ループコイル式の路面センサに依り、通
過車両の速度を測定して、違反車両を撮影する方
式。


 基本構造は6.9mの区間で、2巻あるいは6巻のル
ープコイルが車線孤ごとに手前から、



コイルA(スタートループ

コイルB(コントロールループ

コイルC(ストップループ



と3箇所ずつ路面下6〜10cmに埋設されており、こ
の区間で速度を測定して、30〜40m先に設置されて
いるカメラで撮影しています。


 しかし、計量法に依るところ法的な根拠に乏しく、違
反車両を検挙するいは不充分極まりないこともあり、
多方面で問題化されてきていますが、未だ各地に設
置されているようです(※稼動状況は不明)。
レイダ式


 所謂、オービスと呼ばれた初期のタイプがこのレイ
ダ式です。

 ネズミ捕りと呼ばれる有人に依る取締方法と同じく、
マイクロ波(※周波数10.525GHz)で通過車両の速
度を測定して、違反車両を撮影する方式。通常は路
面頭上5〜6mの地点から、通過車両に向かって約
30度の傾きでマイクロ波を投射し、撥ね返ってきたマ
イクロ波との波長の違いから速度を測定して、約20m
先に設置されているカメラで撮影します。

 又、測定範囲は一般的にはレイダアンテナの15m
手前から5〜6mが測定ゾーンと言われていますが、
設置場所等の条件に依って大きく変わるので油断は
出来ません。

 尚、レイダ波の出力はメイカに由って異なっている
ようで、松下製は約20mWで投射幅約6度・三菱製
は約50mWで投射幅約10度とのことです。余談です
ね。


有人に依る取締方法

定置式取締


 移動オービス

 ワンボックスタイプの車にオービス(レーダー式ある
いはHシステム)を載せて、適当な場所に停車し、レ
イダ波を投射して通過車両の速度を測定する方法。



 定置式

 車両の外(道路脇)にレーダー(三脚式?)を設置
して、違反車両を検挙する方法。



 光電管式

 2つの光電管から投射されるレーザー光により、通
過車両の速度を測定し検挙する方法。
 移動オービスと同じ方法ですが、レーダー探知機
が有効ではないところが大きく違います。又、光電管
部分にパイロン(カラーコーン)を(2本)置いているの
で、路肩等に不自然に並んで置いてあるものを見掛
けたら要注意です。尚、都内や警察署前・観光地等
で良く見掛けますね(※特に休日)。



 主に3パターンある定置式ですが、最近では、パトカ
ーや覆面パトカーにもレイダが搭載されているので、
注意が必要です。

 尚、市街地に入り、制限速度が変わった地点での
取締が効果的であろうから、制限速度の標識には注
意が必要です。

パトカー等に依る追尾


 パトカーや白バイ・覆面パトカーが後方から追走し
て、通行車両の速度を専用のメータで測定し、違反
車両を検挙する方法。


 およそ(?)数百メイトルの距離を追走し、走行速度
を計測するようだが、果たして、原則通りに計測して
いるのかは怪しい限りです。


新方法
半固定式レーザ(自立型)




Nシステム
  (赤外線自動車ナンバー自動読取装置)


 HシステムやLHシステムに類似しているということで
(※明らかに違いますが)、設置されて数年の間は焦
って手前で減速する車両が多いこと!(※そして気
付くの遅せぇヨ!!とツッコムと・・・)

 CCDカメラが1車線に2〜4個設置されていて、通
行する全車両を撮影しています。そのデイタの中から
予め手配されている車両(※盗難車・犯罪に使用さ
れた車両等)の捜査に使用されています。尤もこれ
は建前だと思われます。

 又、現在のところはスピード違反には使用していな
いようですが、今後、多目的に無断使用する可能
性が否めないので要注意・要観察が重要だと思って
います。

 尚、全国に渡って急速・急激・過激・過剰に増えて
いるようですから、事前に設置箇所のチェックしてお
いた方が良いでしょう。
Tシステム
(旅行時間計測システム)


 特定のポイントに設置されてあり、通過車両の区間
内の通過時間の平均から、所要時間(旅行時間)を
表示するシステム。ランダムに通過車両を撮影して
います。

 紛らわしいですが、よく見るとカメラのみですので判
断が付きます。写真のようにカメラの前方に実際の
所要時間を表示する掲示板がある場合が多いよう
ですが、地域により色々な形をしているようです。
積載重量監視システム
(過積載自動監視システム)


 路面下に埋設されている軸重計により、瞬時に積
載重量を測定し、違反車両を撮影するシステム。

 Nシステムに良く似ているので、Nシステムと勘違い
してしまうが、GPS付の探知器等には過積載自動監
視システムと警告がされるようです。



ETCシステム
(ETCフリーフローアンテナ)


 料金所で止まることなく通行料を支払う(※現金の
やり取りをしないで済むからノンストップ)システムが
ETCですが、料金所のゲイト上にはETC車載器と通
信する為のアンテナが設置されています(※ETCア
ンテナ?)。
 その他に、要所要所(※ジャンクション等)に増設さ
れているのがETCフリーフローアンテナです。


 当初はETCの表示が無かったので、Nシステムかと
思っていました(※あながち間違いでもない)が、後
日、ETC表示が設置されるようになったので、Nシス
テムとの区別が付き易くなりました。

 又、ETCフリーフローアンテナ下を通過する際に
は、車載器が鳴るようになっている(※古い製品では
ならない)ので、通信されていることが判り気分が悪く
なります。


 ※ETCとはElectronic Toll Collection System
略で「電子料金収受システム」「ノンストップ自動料金
収受システム」のことです。


御詫び  当デイタベイスの各ペイジは、2018年12月末日をもって廃止致しましたことを御連絡申し上げます。

 近年の端末アプリ等の発達やGPSデイタに依るナヴィゲイションシステム・レーダー探知器の確立により、交通取締情
報の入手が容易になりました。ドライヴ時の検索用に都道府県別で各ペイジを構成していた拙サイトですが、当のウェブ
マスタ本人すら使用しなくなりました。因って、オービス情報等の交通取締情報は他サイト様に任せることにし、その他の
ペイジの充実に情念(怨念?)を注ぎたいと思います。
御礼  一度は断念した取締地点デイタベイスですが、他人様のサイト等を鵜呑みにし頼りにするのはどうしても後手に回りがちで性に合わない。頭の悪さを加速させるだけだと漸く気付きました。元々、弱い頭脳の補助を目的としている当ウェブサイトですから、初心に返って、2023年1月27日、先ずは高速道路から新型オービスをメインに再始動致します。

 今後とも引き続き WINDY EXCURSION を一つよしなに m(__;)m 
おわりに
 ウェブマスタに由るデイタ収集は「取材」や「調査」等の使命では無く、はじめに述べた通り、一道路ファンの記録です。
因って、主観的な表現等に終始してしまいがちですが、日本国内をこれだけ(?)の距離走れば、自ずから統一性や整
合性 が生まれ、ある程度の相対的な見解や客観的な表現が出来るのではないだろうか。そう思えることに安心致しま
す。尚、より正確な表記を心掛け、修正及び更新を行いますので、どうか御見捨て無く宜しく御願い致します。

 長距離屋的ラボにおける全ペイジはワインディングを攻めたり、スピードを出したりする様な行為を促す類いのものでは
ないことを強く御断りしておきます。


    


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